サーバーサイドに取り組む理由
2026年4月19日
はじめに
本稿では、私がキャリアにおいてサーバーサイドに取り組む動機を整理する。
2023年からWebフロントエンドエンジニアとしてのキャリアを歩み始め、4年目を迎えた。これまでキャリア設計をあまり意識してこなかったが、LLMの台頭によりエンジニアのキャリアが大きく変わるという予感があり、改めて考え直した。
その結果、Webフロントエンドエンジニアとしての軸は保ちつつ、サーバーサイドエンジニアとしても一人前を目指すことにした。本稿では、直近6ヶ月で達成する目標を明らかにする。
目標と現在のスキル
習得を目指す領域
サーバーサイドと一口に言っても広大だが、次の要素を軸とする。
- Go
- アプリケーション設計
- DB設計
- インフラ設計
- ログ設計
現時点での習熟度
実務を通じて身についているスキルは以下のとおりだ。
- Goの基礎的な記述
- 既存機能の小規模な変更
- 既存アプリケーション設計の大まかな理解
- 既存インフラ設計の大まかな理解
直近6ヶ月の具体的な目標
これらを踏まえ、達成を目指す項目は次の2つだ。
- 新機能の追加
- アラート対応
いずれも、既存のアプリケーション・DB・インフラに対する詳細な理解が前提となる。
なぜ今サーバーサイドに取り組むのか
LLMがもたらす組織の変化
私がサーバーサイドに取り組む理由は、事業展開の高速化を実現するためだ。
LLMの性能向上が進み、エンジニアに限らずあらゆる職種に浸透しつつある。この結果、人が介入すべき業務は大幅に減少し、一つの事業に割く人員は少なくなるだろう。そして余った人員で、新たな事業を立ち上げていく流れが加速するはずだ。
チームの少人数化が進むと仮定したとき、次のような課題が考えられる。
- 設計・実装の品質保証
- デザインの品質保証
- QAの品質保証
- アラート対応
LLMのアウトプットの品質を担保し、問題発生時に素早くイテレーションを回すことが、専門家に求められるスキルになるだろう。
フロントエンド専業の限界
現状の私は、Webフロントエンドというスコープの中でしかそれを成し得ない。
LLMの普及によって、エンジニアの専門領域は拡張されていくと予想している。そうなれば、事業に用意されているポジションも、より広い専門性を要求するものになるはずだ。
また、チームが少人数化すれば、同じ領域のレビュアーも減っていく。エンジニア少人数体制の理論値は2人程度だろう。しかも「フロントエンド1人・バックエンド1人」ではなく、「フルスタック2人」という形だ。
このような未来を見据えたとき、今のうちにサーバーサイドの素養を身につけておくことは、単なるスキルアップではなく、キャリアの生存戦略として不可欠だと考えている。
学習
まずは基礎を固める。実際にコードを書き、動くものを作りながら理解を深めていく方針だ。学習の進捗は本ブログで随時アウトプットしていく。